本日、「天白区を住みよくする会」にオブザーバーとして参加。こちらは区政誕生以前より歴史のある区内要望行動のための団体で、区内各学区代表の皆さんで組織されています。

このたび提出予定の要望事項は、重点事項3件、新規要望事項2件、個別要望事項1件の計6件。どれも説得力のある内容で、失礼ながらこれまでで一番精査されている印象を受けました。

議論が集中しましたのは、長年継続的に要望されてきた「弥富相生山線の早期開通について」。これは、昭和32年に都市計画決定された都市計画道路で、「環境に配慮した道づくり」として88回の施工ワーキングを通じて熟慮に熟慮を重ねた上で工事を進め、整備進捗状況は全長892mうち80%で、全体事業費36億円に対し29億円を執行済み。

しかし現市長からは、平成22年1月に突然工事中断の指示。それまで、国内の叡智を結集させた環境に配慮した道路構造で整備してきたのにもかかわらず、既設部分の維持管理費や周囲の環境調査費のためにただただ毎年1,000~2,000万円程度を拠出し、これまででざっと1億円ほど。

そして昨年末、現市長は工事中断以来5年の時を経て、道路事業の廃止を表明。

地域住民にとって、安全な暮らしが一番であることはいうまでもありません。しかしながら、道路が開通しないことで脅かされる諸課題は未解決のまま。自動車の生活圏への入り込み通行、自然災害や緊急時の対応策等の説明はなく、都市計画道路を廃止するための理由は当然ながら一切不明。

行政規律が正しいのか、市長の職務権限が正しいのか、いずれも地域の皆さんが困惑していることに変わりはなく、これ以上負担をかけることは許されないことです。そして、付け焼刃的な対応ではなく、今も未来も見据えた対策が講じられることを求めます。