本日、地元天白区『しまだ小学校』の耐震対策現場を調査。

平成21年度から、市内構造体の耐久性調査を実施。
そして昨年度、耐震性能不足の恐れのある建物9棟についての建物強度確認調査結果が発表されました。

なお、天白区では、3校該当建築物があり、唯一『しまだ小学校』だけが「評価Ⅱ-1」との調査結果。
これは、「耐震基準程度の性能を満たさず、原則として耐震対策の検討の必要がある」との評価で、特に小学校の防災対策は一刻の猶予も許されず、可及的速やかに耐震対策を行わなければなりません。

以前にもお伝えしましたが、これまで、市設建築物は築30~40年程度で建て替えを選択してきましたが、これからは、「名古屋市アセットマネジメント推進プラン」に基づき、原則長寿命化を図ってまいります。そして、施設の長寿命化に向けて、この先どのくらいの期間、建物を使用することができるのか構造体の劣化の程度から、その耐久性を調査し、さらに耐震性能不足の恐れがある構造物に対して耐震診断を実施しているのです。

勿論、いわゆる耐震診断については、平成7年の「阪神淡路大震災」発災の翌年から実施され、平成19年までに耐震補強も含めて完了しております。

このたび、耐久性を判断するためにコンクリートのコア(塊)を抜き出して、強度面を調査したところ新たな耐震性能不足が確認されたことから、より厚みのある耐震対策が必要との判断で順次施工しています。

『しまだ小学校』での主な工事は、
1)開口閉塞:壁を残して窓などの開口部を小さくして壁の面積を増加
2)耐震壁設置:窓などの開口部に新たに耐震壁を設置して窓の面積を増加
3)柱の増打補強:柱を太くして、柱の断面積を増加
といった内容になります。

恐らく、施工後は一見何が変わったのかわかりにくいかもしれませんが、「しまだっ子」にとってこれまで以上に安全性の高い学び舎で過ごしてもらえるはずです。

騒音が発生するような工事は夏休み中に終え、工期は10月末完了を予定しているとのこと。

なお、他の2校は「評価Ⅰ」。これは、現行耐震基準程度の性能を有しており、今以上の耐震対策は原則必要がないという評価ですからご安心ください。

「YES防災!NO災害!」命と暮らしを守るために、地元公職者として、財政福祉委員長としても、全力で取り組んでまいります!