先日、会議に向かう途中、市役所そばの道端でバッタリ!!
そう、モデル出身でローカル深夜番組「ラジオDEごめん」(CTV)出演を期にタレントとして活躍されてきた、憧れの原田さとみさん!チャリ通姿がお似合いで、とってもキュート(笑)
現在、原田さんは名古屋テレビ塔1階でフェアトレード&エシカル・ファッションのセレクトショップ「エシカル・ペネロープ TV TOWER」を経営されながら、フェアトレード・タウン運動に精力的に取り組んでいらっしゃいます。
そこで、私たち名古屋市会も名古屋市の『フェアトレード・タウン認証』を目指し応援しているのです。
フェアトレードとは、その名の通り「公正な取引き(貿易)」。
私達は普段から気軽にバナナやチョコレート、コーヒーなどを食しています。日本では途上国で生産された食料品や日用品が、驚くほどの安価で販売されていることがあります。これは、途上国で立場の弱い生産者や労働者、幼い子どもに至るまで、劣悪な労働環境や不当な取引を強いられている背景に原因があり、近年問題視されているのです。
そこで、途上国の原料や製品を適正な価格で購入し、立場の弱い生産者や労働者の権利を守るよう、公正で公平な貿易のしくみを持続可能なものにしていこうといった運動が世界中で盛んになってきているのです。
平成27年3月10日、名古屋市会では、「フェアトレードの理念の支持に関する決議」として、フェアトレードへの支持表明をしました。
フェアトレード・タウンの認証に至るためには、「地方議会の決議」と「首長の支持表明」が最低限必要です。日本で熊本市に次ぐ2番目のフェアトレードタウン誕生まであと少し!!
以下、決議文です。



≪フェアトレードの理念の支持に関する決議≫

世界経済のグローバル化が急速に進展しているが、その負の側面として、貧困や経済的格差の拡大といった地球規模の課題が深刻化している。
フェアトレードとは、一般に、開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することによって、開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指すものであると言われており、その理念は、国際貢献や人権の尊重などに資するものである。
また、フェアトレードの普及活動を通じて、交流の促進やにぎわいの創出にもつながるといった側面もある。
日本では、近年、フェアトレードについての認知度が上がってきたものの欧米諸国などと比較すると依然として低い状況にあると言われており、フェアトレードの理念について、より一層広く理解される必要がある。
よって、名古屋市会は、ここにフェアトレードの理念についての理解がより一層広がることを望むとともに、フェアトレードの理念を支持することを表明するものである。
以上、決議する。