稲田朋美元防衛大臣の横で参加!

弁護士、国会議員の皆さんに混じって、まさにリモートならではの画。

恐らく市議は私だけでは?(笑)

テーマは「これからの司法を担う谷間世代との院内意見交換会」。

昔話ですが、2016年に司法修習生の経済的支援を求める意見書を、名古屋市議会全会一致で国へ提出させていただきました。

懐かしく当時を振り返りつつ、未だ解決できていない課題が谷間世代の1.1万人。

裁判官・検察官・弁護士になるためには司法試験合格後、約1年間の司法修習を修了しなければなりません。

その間、「兼業禁止」となっておりアルバイトはじめ収入を得ることができないのです。

そこで旧来から「修習専念義務」により司法修習に専念することから、その間の経済的保障として、公務員同等の給与が支給されていました(給費制)。

しかし、2011年に「給費制廃止」に。

生活費や交通費をまかなえない方には、お金を貸す「貸与制」が導入され、経済的余裕のない方は、借金を抱えてしまうことに。。

借りる先は、なんと最高裁判所。

当時、この「給費制廃止」に対し、立ち上がった愛知県の若手弁護士からの熱意を受け、政府への意見書を小職が取りまとめさせていただきました。

皆さんの熱意が通じ2017年に「修習給付金制度」として復活したのですが、経済的支援のなかった6年間の第65〜70期司法試験生が谷間世代に。

ここに手を差し伸べられないかというのが残された課題の一つ。

国会議員の先生方の挨拶が多すぎて、どっちの陳情かわからないミーティングでしたが、ぜひ宣言された先生方には超党派で救済してもらいたいです!!