岩手日報(16/10/19)掲載!「心に花をプロジェクト」 in 気仙郡住田町中上団地


昨日、岩手県気仙郡住田町、陸前高田市の被災者が住む仮設住宅中上団地へ、名古屋市会ガーデニングクラブ「心にはなをプロジェクト」として、プランターをお届けした際の様子が岩手日報に掲載されました(o^^o)
パンジーが冬を乗り越え春を迎えると、あるお花が芽吹く仕掛けに…(笑)
さて二日目は、発災当時の様子がうかがえる震災遺構に指定された、道の駅高田松原タピック45や下宿促進住宅、そして災害公営住宅や高台造成地を視察。
平成23年3月11日...津波浸水高最大17.6m、行方不明者204人、死者1,555人、市内世帯数の99.5%が家屋被害。
5年以上経ったいま、仮設住宅への入居率が50%を切り、破砕した土砂を運搬するため天空を覆っていた巨大ベルトコンベアや希望のかけ橋も外され、10mを超えるかさ上げと共に区画整理事業が順次進み、いよいよ来年4月には、市街中心地に大型商業施設や図書館が完成する予定だそうです。
再興に向ける強い意志を確認した一方、持続可能な町づくりに対し、多くの課題が生まれつつある現状を認識した2日間でした。
「復興は理不尽との戦い」と嘆く戸羽市長は、復興事業に対して様々な法律等が障害となっている現実をとらえ、東南海・南海トラフ大地震に備えて、一定の裁量をもたせた制度となるよう、国への働きかけをするべきだ!と、ご指導いただいた次第。


お届けしたプランター

すでに市役所前はお花畑☆

造成高台を災害公営住宅から望む

大規模商業施設建設予定の中心地