名古屋市立大学に平成30年予定で、新学部「総合生命理学部(仮称)」を設置か?
名古屋市立大学第二期中期目標・計画(平成24年度~平成29年度)で定めた教育実施体制に関する内容は以下の通り。
【目標】
「教育実施体制について常に戦略的検証・検討を行い、その充実・強化に努めることにより、より適切な体制を確立する。」

【計画】
「時代や社会の要請に対応した大学全体の学部・学科等 の再編・見直しを進め、教育実施体制を充実・強化する。(中略)大学院システム自然科学研究科及び自然 科学研究教育センターの充実・強化について、その方策を検討し、方向性を決定する。」
これらの目標・計画に則り、教育実施体制の充実・強化を図るため、自然科学研究教育センターを改組し、「システム自然科学研究科」の下に「総合生命理学部(仮称)」の設置をめざします。
基礎自然科学を学修する新学部と医療系3学部の応用系学部が連携を強化することで、さらなる教育・研究・社会貢献の充実を図るのです。
ちなみに、愛知県・岐阜県・三重県の東海3県で理学系学部が設置されている国公立大学は名古屋大学のみ。
このたびの総務環境委員会での所管事務調査を終え、11月から認可申請に必要なアンケート調査(高校生及び企業)を行い、3月末に文部科学省へ認可申請する予定。
現在有する学部・学科等は6学部7研究科で、「医学部・薬学部・経済学部・人文社会学部・芸術工学部・看護学部」と、「医学研究科・薬学研究科・経済学研究科・人間文化研究科・芸術工学研究科・看護学研究科・システム自然科学研究科」及び自然科学研究教育センターと大学病院。
実現すれば、7学部7研究科と大学病院に。