今朝は、「平和祈念朝起会」のため早朝4時から始動。朝イチで海外出張なので、いつもより1時間早めに顔出し。しかも盆踊りからのパッキングに時間がかかり、寝不足で意識もうろうです。

今日は原爆が広島に投下された日。私にとっても感慨深い日。亡き祖父が県職員として勤めていた広島県庁から投下直前に農林高等学校へ教師として赴任。もしかすると、私はこの世に存在していなかったのかもしれない。

父は昭和20年5月、終戦直前に出生。昭和20年8月15日以降に生まれた方は、日本総人口の80%を超えたそうです。

皆さんの周りに戦争を体験者として語られる方はいますか?小学校4年の時の先生は、教室に「はだしのゲン」を陳列し、戦時中のスライドを見せ、戦争に纏わるお話を授業中によくされました。

「お前らはイワシの腐った目をしとる。皿のような、まん丸の目で授業を受けなさい!」と給食後の5時限目で言われたのを覚えています。

イワシの腐った目を私なりに想像しながら、目を見開くことばかりに集中していたのを思い出します。

授業が始まる合図は、教壇の鐘の音。放送はあくまで全校向け。だから、先生が登壇して鐘を鳴らした後に入室する児童が遅刻扱い。ゲンコツで机を自ら叩き、「先生も痛い。でも遅れて来なければ、君も先生も痛い思いをしなくても済む」と遅刻した児童の頭にゲンコツ。

私にとってはステキな先生でした。1学期の成績も学校生活の中で一番良かった。

でも、運動会前夜、徒競走について父親に相談したところ「姿勢を低くして走ると早いぞ」とアドバイスを受け、一度も前を見ずに走ってしまったことを悔やみ続けたのがお恥ずかしくも懐かしい。

生かされていることのありがたみを感じる一日。

本日より、名古屋市会メキシコ市・ロスアンゼルス市姉妹都市交流公式代表団として、メキシコに向かいます。