メキシコ・シティ行政機関や議会を行脚。

メキシコシティ上下水道局では、名古屋市上下水道局からの技術支援協力を得たことで、上水道がかなり改善されたことを確認。

「飲めますか?」と尋ねたところ、「シーィ♬」と自信満々な返答。「浄化槽や引込みの水道管の劣化によるものはわからないが、そこまでは大丈夫だ!」とのこと。。え!?

あとで通訳や在墨の方に聞いても、流石にまだ飲めなさそうですけど、名古屋市の技術が海を越えて貢献していることは大変嬉しいこと。

メキシコ市議会では、ルナ議会運営委員長はじめ、1時間半に及び意見交換。2015年にそれまでの連邦区から州と同格に格上げされ、メキシコシティとして憲法も制定したところ。

憲法制定について、市民の意見をどのように確認したのか?と尋ねると、憲法制定のための議員を選挙で選び草案を作らせ、議会で諮った上で制定したとのこと。

また、憲法において、ジェンダーの平等性についての潮流が激しく、全66選挙区(小選挙区33、比例選出33)において、男女比を同じに、つまり男女33人ずつ議員を選ぶように定めたそうです。

連邦制国家なので、直接的に単一国家の日本と議会政治を比べることは出来ないものの、極めて濃厚で貴重な時間を過ごさせていただきました。