救助作業の三種の神器

今朝は、所属する地元消防団定例会からの、毎月消防署で行われている『消防団実践教養』へ。
本日は、災害時救助用品の三種の神器といわれる『バール・ノコギリ・ジャッキ』のうち、バールとジャッキの使用方法。
バールは、先が曲がった巨大な「くぎ抜き」みたいなもので、地震などの災害で倒壊した物をテコの力で持ち上げる際に有効な道具。
ただし、人力で持ち上げ続けることの難しい重さの倒壊物には不向き。
力を抜いたらすぐに落ちてしまいますし、持ち上げる高さには限度があります。
そんな時役に立つのが、ジャッキ。
いわゆるパンクした時に活躍する「パンタグラフジャッキ」が一般的ですが、「爪付き油圧ジャッキ」の性能は凄いです。
消防署では『レスキューセブン』という七つ道具の一つとして配備されてます。
あの阪神淡路大震災では、倒壊した建物から8割の方が近隣住民によって助け出されたそうです。
各消防団には「レスキューセット」として、パンタグラフジャッキが配備されています…
って、ん?爪付き油圧ジャッキはいつ使うの???


