一歩進んだ答弁

昨日から5月臨時会が開会されました。
通常は、人事案件、つまり議長選挙はじめ、主に新年度の所属先や役職を決める議会。
しかしながら、新型コロナウイルス対策に即時即応していくため、約130億円の補正予算案が計上され審議。
私も、久しぶりに本会議質問に会派を代表して登壇。
勿論、新型コロナ対策について3点。
「ナリちゃん、いつもよりワントーン高かったよ」
元々鼻声的なのと、気持ちも入ってしまい・・。
マスクを付けたままでのやりとりは、思った以上に大変でした。
10分一本勝負。
4月から編成して進めてきた、新型コロナ対策本部。
関係者皆さま、連日遅くまでありがとうございました。
さて、このたびは議案への質疑となるので、自由闊達に交わされる個人質疑とは違い、議案の中身についてのみの議論。
つまり、示された議案の内容を掘り下げて理解を深めたり、考え方を尋ねるのが一般的。
新たな事実が明らかになったり、前進することはあまり想定されません。
しかし、日増しに変化する新型コロナウイルス感染症に関する状況。
ここ1週間、市役所にこもって徹底的に準備し、足らざる点、補う点などすべての質疑に対して一歩進んだ答弁を引き出すことに。
質問に対する答弁内容を簡潔にまとめると以下の通り。
①「名古屋市PCRセンター」21日から開始。かかりつけ医の判断で一日20件の検査を30件に引き上げ。
②救急医療体制の強化で、人件費限定(これまでの1.5倍)を、抗体検査キットなどの購入支援にも。
③休業要請に関係のない施設で頑張ってきた事業者に応援金10万円。申請時は、すでにお持ちの「営業許可証」や「確定申告書」など、添付書類を最小限でOKに。
なお、各会派からの質疑のあと、同期、丹羽ひろし議長(名東区)から同じく同期の中里高之新議長(緑区)へ、市政のバトンが繋がれました。
私の新年度の所属先も明らかに。
常任委員会は、昨年度に引き続いて「土木交通 委員会」。
特別委員会は、「大都市制度・広域連携促進 特別委員会」にて委員長を拝命。
出来ることから出来る限り!
それぞれの立場でリモートワンチーム!!
みんなで乗り切るぞ!!!
名古屋市会情報

中日新聞20200516日刊 市民版

