新型コロナ対策が続く中、インフルエンザ流行の季節に入ってきました。

そんな中、私のもとへ園長から困惑の声。

このたび名古屋市では、生後6ヶ月から小学校2年生までのお子様と妊婦さんに対し、予防接種費用を助成することになりました。

そこで、対象者が通う施設等にその案内チラシが1部ずつしか発送されていない状況とのこと。

実は、案内チラシの裏面がクーポン券になっており、保護者から「チラシは無いのか?」「どこで貰えるのか?」といった声が殺到することを想定しての相談。

ことの緊急性から、A4チラシの案内状&クーポン券(申込書)と本人確認書類を対象医療機関に提出する流れで実施することに至りました。

早速当局に確認・指摘したところ、急ピッチで各施設へ必要部数を郵送していただくことに。

新型コロナ対策のために各局から集結した職員のご理解をいただき、土・日返上で、約19万枚のチラシを手作業で仕分けして、市内1,000ヶ所以上の施設へ郵送。

さらにわかりやすく『保護者の方へ』のチラシも9万枚以上加わって、本日中には、各施設に届くことに。

ホント、感謝感謝です。

ちなみに、自民党市議団新型コロナウイルス対策本部からの調査要望もあり、名古屋市医師会のご理解を得て実現に結びつくことなり、9月議会前半戦で関係の補正予算案は全会一致可決。


なごや子ども・妊婦インフルエンザ予防接種費用助成について(令和2年度)

【期間】
10月15日(木)から1月31日(日)

【クーポン券】
チラシの裏面がクーポン券の扱いになっており、各区保健センター、区役所窓口、医療機関で入手可能で、下記サイトからのダウンロードでも可能

【助成額】
1回の接種につき1,000円の助成

【対象者】
名古屋市に住民登録がある方で
①乳幼児(生後6ヶ月)〜小学校2年生※1人あたり2回まで
②妊婦※1人あたり1回まで

なぜ紙媒体?との声もあります。

これは、間違いなくAさんが予防接種を希望して○○医院で受けられた事を証するもので、それをもって名古屋市に対して1000円を請求するための書類の位置づけです。

クーポン券を作成した大きな意味は、市から医療機関に補助金を支払うための証拠書類にするところにあります。

節目の年齢で個別に配布されるワンコインがん検診等と同じです。

ただし今回は、出来る限り簡便かつ迅速に補助を受けていただくために、クーポン券は、住民票情報を用いた名前などの印刷は行いませんでした。

ダウンロードもできる体制も取りつつ、このたびの様式にした次第です。

なお、高齢者向けのインフルエンザ予防接種は従来1,500円で接種することが出来ましたが、無料になります。


令和2年度高齢者を対象としたインフルエンザ予防接種について

【期間】
10月15日(木)から1月31日(日)

【自己負担金】
無料

【対象者】
名古屋市民で、次の条件のいずれかにあてはまり、かつ、接種を希望する方
①接種日において満65歳以上の方
②接種日において満60歳から満64歳の方で、心臓、腎臓若しくは呼吸器の機能障害又はヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能障害(いずれも身体障害者手帳1級相当の障害)を有する方で、身体障害者手帳の写し又は医師の診断書の原本を接種時に提出した方

【接種時に必要なもの】
住所・氏名・年齢を確認できるもの(運転免許証、健康保険証等)