2020年5月19日午前0時9分の河村市長のツイート…

「マイナンバーカード 政府はどうしてもやりたい まったく時代遅れ。なんでスマホにマイナンバー入れんかった。」

マイナンバーカードの普及を批判する一方で、スマホへの搭載を提案してきた河村市長は、「先見の明」があった!?

実は、カードに搭載された機能そのものを、令和4年度には「スマホ」に搭載することになっています。

まさに、近い将来、マイナンバーカードを持ち歩かずに利用することが実現されようとしています。

そうです、「時代が河村市長に追いついた!」

・・はずだったのですが、結局制度そのものへの批判ばかりで導入への賛否は表明せず。

『市民の25%が申請、ご自身の意思でマイナンバーカードを取得されています。この中にはコンビニ交付を待ち望んでいる方がいます。

市長は、社会主義や共産主義を批判材料として頻繁に使われます。ならば、多種多様な考えを持つ市民の自由を尊重されてはどうか。

コンビニ交付を望まない市民は区役所へ、コンビニ交付を望む市民はコンビニへ。市民に選択肢を示すことになり、結果として、市民の自由が尊重される。

これこそが市民本位の行政の在り方であり、市長が唱えられている自由主義の理念。』

そう申し上げたのですが、繰り返し制度論への批判をぼやき続ける始末。

『じゃあ国に行ったらどうですか!?ここで議論する話じゃない!』

と最後締めくくったところです。

公平な住民サービス、非接触式・3密回避などのコロナ禍を見据えた対策という観点から、コンビニ交付は大変有効です。

全く、「ニューノーマル」ではない。


2021.3.6(土)中日新聞18面市民版