大村知事へ、元市議の横井利明先輩の長年のご尽力もあっての要望活動。

肢体不自由者のための特別支援学校は、県に設置義務があります。

特別支援教育推進計画には、「片道60分以上の長時間通学の解消を図ること」が課題に。

「天白区・緑区・名東区」といった名古屋東部地域にお住いの、肢体不自由のあるお子さんは、遠距離にある港区の「港特別支援学校」が通学区域。

必然的に長時間通学を余儀なくされています。

これまではスクールバスの計画的な増車等対応されてきましたが、通学の負担が大きい状況に変わりはありません。

また、「医療的ケア」を必要とする子どもたちは、スクールバスに乗車できないケースが多く、保護者による送迎が必要となります。

長時間の送迎は、子どもと保護者の双方にとって大きな負担となっています。

こうした状況から、これまで、肢体不自由者やその保護者から、名古屋市東部地域への特別支援学校の新設の要望が、数多く寄せられてきました。

そこで、特別支援学校に通う子どもと保護者、双方の負担を軽減するため、名古屋東部地域における肢体不自由特別支援学校を、早期に設置することが必要であると考え、この度の要望に至りました。

設置の候補地としては、市が学校建設用地として保有する「天白学校体育センター」の活用を検討していく提案を。

この用地は、将来、周辺地域の学校が過大規模化した場合に備えて、市が先行して用地を取得したものです。

主に私の地元の天白小学校が過大校の対象となったいましたが、少子化の影響から、学校建設の見込みはなく、活用が可能であると考えます。

ただし、この用地は、すでに運動場や体育館を地域に開放しており、多数の利用者がみえます。

特別支援学校建設の折には、地域や施設利用者のために、以下の3点についてもご配慮いただくよう併せて要望しました。

ア  学校活動に支障のない時間帯においては、グラウンド及び体育館を市民に開放すること。

イ  できる限り広いグラウンドを整備するとともに、その地下部に雨水貯留施設を整備すること。また、利用者が使用できる駐車場を多数確保すること。

ウ  酷暑期の利用に備え、体育館に空調を設置すること。

数年前にも要望しており、改めての横井先輩立ち合いのもと市議団三役と共に要望活動に。