『ここが変だよ!修習給付金制度 ー司法修習生の給費制問題の今とこれからー 』
今年4月に「修習給付金制度の創設を内容とする改正裁判所法」が成立。私も昨年の名古屋市会 9月定例会にて、政調会長として同趣旨の意見書を取りまとめ、関係政府省庁に提出した経緯からご縁をいただき、昨日も参加。
司法試験合格後、研修を受ける1年間は、戦後65年間、給料が支払われていました(給費制)。裁判官・検察官・弁護士の法曹三者すべてが「国民の基本的人権」を守る司法の担い手として養成されてきたのですが、財源レベルの問題からなのか、H23年に給費制を廃止。その後、様々な課題を産むことになり、多くの賛同者のもと、わずか6年で制度創設(一部復活?)。
この6年間の当事者として経験した元修習生の声、そして、若手弁護士と新聞記者とのパネルディスカッションを傍聴してまいりました。
コーディネーターや司会(こちらも若手弁護士)の取り回しも素晴らしく、今後の展望はもとより、これからの法曹界に期待の持てるとても有意義なひと時でした。