選手村は、クマヨラン空港跡地利用で、24〜32階建ての全3棟2,370室のタワー型。

競技会場が離れている場合は、別でホテルなどを利用するのと、競技日程にもよるので稼働率は半分とか2/3とか。

部屋にはベッド2つ、ダイニングにも1つで3人で一室。

シャワールームとトイレは同じ空間でバスタブは無く、蛇口をひねると水圧や湯温がまちまちのようです。

キッチンというのか炊事場は外に配置されていて、気になったのがそういった構造からなのか蚊が多い点。視察時も室内に数匹の蚊が飛来。

選手村は大会閉会後、低所得者向き共同住宅に活用することを前提に建築されているそうです。

周囲はスラム街と水質の悪い川に面している立地でもあり、悪臭や蚊の苦情から、川の上部をネットで覆うといった対策が施されていました。

国によって評価は色々あるのかと思いますが、新築とはいえ、衛生面、過ごし易さ、競技に備えるための快適な環境ではないような気もしました。

正直、デング熱も怖い…。。

食事については良さそうデス。

我々もバウチャーを購入して、食事会場を利用。

基本的に好きなものを好きなだけ飲食できるビュッフェ方式。私は行列をなしているブースに並ぶことに。

日本語を話す声がして振り返ると日本女子選手が数名。思い切って人気のフードコートを尋ねてみると“東南アジア”か“インターナショナル”。

肉炒めや焼きそばが陳列されているのを見て「今日当たりかも!!」とかなり嬉しそう。

大変失礼ながらお名前を伺うと、なんとオリンピック選考選手(汗)

ポケットから取り出してトレーに並べたのは小ぶりなオニギリ3つと持参のコーンスープ。おにぎりは栄養士が握ってくれたそうデス。

そういえば、日本食ブースはありませんでしたが、インドネシアブースはあったので、開催国ブースはアリでしょうか??

ひとつ、ホテル利用の選手との違いが気になるところ。

競技に備えた生活の拠点ですし、少しでも選手の体調やモチベーションに影響のない環境づくりが求められますね。

ガンバレニッポン!!