本日は、大倉山ジャンプ台の麓へ。

2017冬季アジア競技大会開催に合わせて誕生した「スポーツ局招致推進部」の方々から、冬季オリパラへの招致活動についてのご説明。

ジャカルタにて開催中のアジア競技大会で得た課題の整理として、交通、選手村、ボランティア等について数点質問。

差別解消法やバリアフリー法の改正に伴い、交通弱者の移動方法を含めたアクセスの利便性については、まだまだ検討し始めたばかりとのこと。

選手村について伺うと、分村も含めて既存施設の活用を前提にしており、ボランティアについては、冬季アジア競技大会で募集した「スマイルサポーターズ」制度で集まった方々が未だ700名いるので、人材育成を積極的に行うとともに、前回の札幌五輪ボラ経験者の心強いバックアップもあり、充足しているようでした。

さて、札幌冬季オリパラは、2026年か2030年か!?

北海道新幹線は札幌開業を2030年度末に迎える予定で、冬季オリパラの誘致時期に絡めて前倒しの要望もされてるとか。

1972年札幌冬季オリンピックを境に、札幌市は、100万人都市になり、また政令市となり、さらには地下鉄や地下街などが整備され、名実ともに大都市に発展されました。

ちなみに、2030年に立候補するためにも2026年も手を挙げる必要があるとのこと。できれば2030年がベスト??

『開催まで積み上げていくことや、市民と共同で進めていくその過程そのものがオリンピック』と担当の札幌市議の言葉に納得。

場所を「札幌オリンピックミュージアム」に移して、1994リレハンメルオリンピック、ノルディック複合団体金メダリスト阿部雅司さんのご登場!! 荻原健司さんと共に戦った方。

ご子息の写真をヘルメットに忍ばせ、ご子息の名前をスキー板に記して挑んだそうです。

現在、名寄市職員の傍ら、札幌オリンピックミュージアム名誉館長もお務めになっており、館長自らご説明頂きました。

とってもスマートでカッコいい方。

「札幌オリンピックミュージアム」は、昨年開催の札幌冬季アジア競技大会に合わせて前身の「札幌ウィンタースポーツミュージアム」をリニューアルしてオープンしたばかり。

いずれにしても、オリンピック開催都市としての新たなレガシーを… となると、ホント難しいことです。

立候補を表明することになれば、新たに市民アンケート調査を行うそうです。