なんでこんなに素敵なんでしょう?

今日は、私が会長を務める天白区空手道連盟競技大会。

何度も何度も繰り返し子どもたちは、挨拶に来てくれるのです。

姿勢は正しいし、技と技の間の決まった瞬間の眼差しは、歌舞伎の『大見得』以上!

対戦も、甲乙付けがたい名勝負ばかり。

とにかく今日は朝から、ゆっくりじっくり空手道大会。

敗戦で悔し涙を流す子を見ては、毎度毎度、涙腺にくるくる(笑)

でも、悔しいからこそ強くなれる。

礼に始まり礼に終わる…

悔しすぎて対戦後の一礼を忘れ、「礼‼️」と主審から注意を受ける選手も。

でも、みんな全力だから、厳しさも優しさからくるもの。

とにかく「日本の未来がギュッ!」と詰まったひと時。

ちなみに、皆さんの多方面にわたるお声がけのおかげで競技参加者は増加傾向に。

そこで今回、初めて第一競技場での開催が実現。

これまでの2面での開催から3面へと増やしたのは良いのですが、審判員を含めた人員の確保が課題に。

現在、必要な審判員は、監査を含めて6名。

バスケやサッカーなどと比べると、圧倒的に多いのです。

とある審判の方にお話を伺えば、審判として参加する大会は、だいたい月に2回、年30回ほど。

その間、審判研修会等の会議も開かれることから、土日の半分ほどは空手関係の時間に割かれることに。

とはいえ、継続的に審判をしていないとジャッジが鈍るので、できる限り続けているそうです。

「国際ルールに振り回されているのも現実」と吐露される方も。

普遍的な部分は残したいですが、時代の流れ、国際化の波には避けられないところもあることを実感。

いかに準備・運営に携わる方々が、陰日向で大変なことかがわかるお話。

天白空手道競技大会開催にあたり、大会関係者、保護者の皆さんのご尽力に心から感謝いたします。。