今年も伺うことができました。

19年前の今日は、平成12年9月11日東海豪雨。

台風14号の影響で81年ぶりに更新した、18時から1時間で97㎜の記録的な豪雨。

お店を含め、辺りは市バス1台分の高さまで冠水。

天白区野並一帯は、天白川へ排出するはずのポンプが未曽有の雨量で稼働することなく、みるみるうちに街を飲み込んでしまいました。

当時、被災されたお宅に伺いながら、二胡の演奏会のビラを持ち、一軒一軒回ったことを思い出しました。

現在、千葉県各地では、先の台風15号がもたらした爪痕から発生した大規模停電。

一刻も早い停電復旧を願うばかり。

被害を受けている皆様に、心からお見舞いを申し上げます。

さて、こちらには毎年必ずお邪魔しているので、東海豪雨の話になるかと思いきや、名古屋城の話から。

そして、もっぱらの話題は、都市計画道路 弥富相生山線。

「野並の人たちは望んでいる」。

あれだけの被害を受け、住民訴訟まで発展したのに、豪雨の話に触れたのは寧ろ私だけ。

地域住民の方が、よほど前を向いて生きている。

立ち止まることなく、着実に進んでいるように映りました。

今求めているものは何か。

受けた災害、そして防災。

カタコトでは語れません。