天白区の南側、緑区北側東海通に面する戸笠池は、ため池として役割を果たしています。

あの東海豪雨から今年で20年が経過します。

以来、6月~10月には、水深を1m低下させて貯留施設としての効果向上を図ってきました。

しかしながら昨今、周辺住民から悪臭が漂うとの苦情が相次ぎ、当局に調査検討を依頼。

調査していただいた結果、臭気発生の原因は・・

①水位を低下させたために水が入れ替わらず、水質が悪化したため。

②枯れた「ヒシ」が流れず、長期間漂ったため。

自生している水草の「ヒシ」の茎の生育限度は約2.5m。

そこで、渇水期間中、池の吐き出し口に「土のう」を積み、「ヒシ」が根付かないように水深を深くする対策を行います。

実施期間は、令和2年2月~5月まで。