今井絵理子参議院議員からの依頼で、守山養護学校および名古屋盲学校を視察。

守山養護学校の高等部産業科は、入学試験があります。

そんな産業科の授業を覗くと皆さん「こんにちは!」と礼儀正しい生徒さんばかり。

障害があるとは思えないほど落ち着いていて、真剣な眼差しで闊達に発言もされていました。

ただせっかく細かな作業や技術を覚えても、就職先は、清掃業が多いんだそうです。

もっと雇用の拡がりがあってもいいのかなと思うところ。

産業科に合格しても、言葉遣いや社会性を学ぶことになるだけでは勿体ないです。。

知的障害者は発達が緩やかなので、高校3年間だけで果たして自立していけるのかと疑問に思っている一人です。

積極的にICTも活用して、画一的でない生徒児童に寄り添った授業を期待します。

盲学校では、命にも関わる『歩行指導』を教員が行っていることに難色を示す場面も。

本来なら「歩行訓練士」や「視能訓練士」に指導してもらいたいところ、有資格者が極端に少なく、外部指導すら依頼できない現実も。

また、子どもたちの「空間認知力」を高めるために、老朽化して使えない運動場遊具の更新を希望されていました。

とにかく、選択肢の多い社会になってもらいたいものです。

多様性を認めあう社会の実現を!!!