名古屋市医師会天白区休日急病診療所が完成しました!

各区の休日急病診療所は、市内に14ヶ所あります。

昭和48年から始まった第一次整備から年数が経ち建物の老朽化する中で、順次建て替えが進んできていた中、天白区休日急病診療所は、12ヶ所目の建て替え整備となりました。

直前の建て替えは、平成30年3月の守山区でしたが、これまでと違うのはコロナ禍、ウクライナ情勢もあっての資材の超高騰の中での整備であったことです。

そして、コロナ禍にあったため、建て替え中、休日急病診療所での診療をストップするかどうかのご判断の中、仮診療所により、区民・市民の命と健康を守る取り組みを継続しつつ、整備をして頂きました。

また従来の建て替え整備では、感染症患者対応の診察室等が設けられるなどしていただいていましたが、天白診療所ではさらに進んで、車に乗ったままでも検体採取が可能な設計・レイアウトに。

これも、コロナ当初から積極的にPCR検査などに取り組んでこられた、野田区医師会長はじめ区内の先生方の診療に対する真摯な取り組みの表れです。

また資材高騰の折、限られた予算の中で、将来にも通ずる診療所の設計・整備に対しての補助金について市当局との交渉に、私なりに相当なお手伝いをさせて頂きました。

こうして診療所が完成し、天白区民の皆さんが、安心して身近で医療が受けられるのは、まさに市医師会や天白区医師会の先生方の、献身的なご活躍があるからです。

子どもが熱を出した、おばあちゃんが調子が悪い時に、休みの日にも診療が受けられる体制がない地域は、全国を見渡せば多数あります。

名古屋市民、天白区民が、安心して医療が受けられる体制は、当たり前ではなく、まさに「有り難い」モノだと、改めて感じております。

ぜひ、この体制を引き続き堅持しつつ、市民・区民の命と健康を最前線で守って頂くよう心から願うばかり。

しかし、市長が「こんなえーもんあるの、初めて知った」という言葉がいつも通りというのか、なんといえば・・